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* 配信をはじめるには [#c1b89baf]
#contents
** 必要なソフトウェア [#ne5759e6]
配信のために、最低限下記の2つのソフトウェアが必要です。
- ''SCFH DSF''
-- ''[[SCFH DSF>http://mosax.sakura.ne.jp/fswiki.cgi?action=ATTACH&page=SCFH+DSF&file=SCFHDSF041%2Ezip]]''(32/64bit)
- ''Windows Media エンコーダ''
-- ''[[Windows Media エンコーダ (32bit版)>http://download.microsoft.com/download/4/4/8/448d6193-6527-4c67-9c8f-05d3eea743e1/WMEncoder.exe]]'' 【通常はこちら】
-- [[Windows Media エンコーダ (64bit版)>http://www.microsoft.com/downloads/details.aspx?familyid=CC41218D-7E37-4546-BF0B-1276959EE3EF&displaylang=ja]]
** SCFH DSF のインストール [#rb4af54e]
''1.'' ダウンロードした SCFHDSF041.zip を解凍します。
''2.'' 解凍したフォルダにある ''install.bat'' (無い場合は ''install'') を実行します。&br;
※64bit環境では ''install64.bat'' (無い場合は ''install64'') を実行してください。
#ref(http://kukulu.erinn.biz/img/live4.png)
''3.'' 下記のようなダイアログが表示されたらインストール成功です。
#ref(http://kukulu.erinn.biz/img/live25.png)
何も表示されなかったり、エラーと表示される場合は ''Microsoft Visual C++ 2008 再頒布可能パッケージ のインストール''((SCFH DSFが正常にインストールできた場合は不要です。)) を行ってから、再度SCFH DSFのインストールを行ってください。
- ''Microsoft Visual C++ 2008 再頒布可能パッケージ''
-- ''[[Microsoft Visual C++ 2008 再頒布可能パッケージ (32bit版)>http://www.microsoft.com/downloads/details.aspx?displaylang=ja&FamilyID=9b2da534-3e03-4391-8a4d-074b9f2bc1bf]]'' 【通常はこちら】
-- [[Microsoft Visual C++ 2008 再頒布可能パッケージ>http://www.microsoft.com/downloads/details.aspx?familyid=BA9257CA-337F-4B40-8C14-157CFDFFEE4E]] (64bit版)
** WMEのインストールと起動 [#s9d40fc8]
''1.'' ダウンロードした ''WMEncoder.exe'' を実行してください。&br;
''2.'' ウィザードの指示に従ってインストールを行ってください。 &br;
''3.'' インストール完了後、全てのプログラムの「''Windows Media''」中にある「''Windows Media エンコーダ''」を起動します。&br;
** WMEの設定 [#b5c1dcb7]
''1.'' 起動すると表示される ''新しいセッション'' ウィンドウは「''キャンセル''」ボタンで閉じます。
#ref(http://kukulu.erinn.biz/img/live14.png)
''2.'' 画面上部の「''プロパティ''」ボタンをクリックしてプロパティを開きます。
#ref(http://kukulu.erinn.biz/img/live15.png)
*** 画面入力の設定 [#dfc194f5]
''1.'' ''ソース'' タブを開き、''ビデオ'' を「''SCFH DSF''」に設定します。右側の「''構成''」ボタンをクリックします。&br;
構成ボタンが押せない場合はWMEの再起動やSCFH DSFの再インストール、SCFH DSFの起動などをお試しください。&br;
#ref(http://kukulu.erinn.biz/img/live5.png)
''2.'' 配信画面の ''横幅(Width)''、''縦幅(Height)''、''FPS(Framerate)'' を入力して「''OK''」ボタンをクリックします。&br;
ここでの設定が配信の画面サイズになります。kukuluLIVEでは下記の画面サイズを使用できます。
- 標準モード: 800×600
- ワイドモード: 864×480
- 正方形モード: 700×700
はじめての場合は ''Width'' に「''800''」、''Height'' に「''600''」、''Framerate'' に「''12''」と入力してください。
#ref(http://kukulu.erinn.biz/img/live6.png)
*** サウンド入力の設定 (Windows 2000, Windows XP) [#wefc99ee]
※Windows Vista, Windows 7 の場合はこの項目ではなく、[[Windows Vista, Windows 7向け設定>#r61412c7]] をご覧下さい。&br;
''1.'' ''ソース'' タブを開き、''オーディオ'' を「''(既定のオーディオデバイス)''」に設定します。右側の「''構成''」ボタンをクリックします。
#ref(http://kukulu.erinn.biz/img/live10.png)
''2.'' ''ピンライン'' を「''ステレオ ミキサー''」に設定して「''有効''」をオンにして「''OK''」ボタンをクリックします。
#hr
&aname(stereomix){''【ステレオミキサーについて】''}; &br;
パソコンによってはリストに「''ステレオ ミキサー''」の呼び名が異なったり、搭載されていない場合があります。
- ''別名になっている場合'': メーカーによって呼び方が異なります。下記のものはステレオミキサーと同様です。
「再生リダイレクト」、「WAVE出力ミック」 、「ミキシング」、「ミックスアウトプット」、「Stereo Mix」
「再生リダイレクト」、「WAVE出力ミックス」 、「ミキシング」、「ミックスアウトプット」、「Stereo Mix」
「Stereo Out」 「WaveOutMix」、「Sum」 、「Digital Mixer」、「Loop Back」、「Record Master」
「Record Mixer」、「Record Master」、「Record Mixer」
- ''搭載されていない場合'': この機能を搭載していないパソコンもあります。その場合はマイクを直接指定するしかありません。
*** サウンド入力の設定 (Windows Vista, Windows 7) [#r61412c7]
※Windows 2000, Windows XP の場合はこの項目ではなく、[[Windows 2000, Windows XP向け設定>#wefc99ee]] をご覧下さい。
''1.'' ''コントロールパネル'' から ''サウンド'' を開きます。
''2.'' ''録音'' タブを開きます。
''3.'' 一覧に ''ステレオ ミキサー'' が表示されていない場合は余白部分で右クリックして「''無効なデバイスの表示''」を オン にします。
''4.'' 「''ステレオ ミキサー''」を右クリックして「''既定のデバイス''」を ''オン'' にします。
''1.'' ''コントロールパネル'' から ''サウンド'' を開きます。&br;
''2.'' ''録音'' タブを開きます。&br;
''3.'' 一覧に ''ステレオ ミキサー'' が表示されていない場合は余白部分で右クリックして「''無効なデバイスの表示''」を オン にします。&br;
''4.'' 「''ステレオ ミキサー''」を右クリックして「''既定のデバイス''」を ''オン'' にします。&br;
[[※ステレオミキサーは別名であったり、搭載されていない場合があります。>#stereomix]]
*** 圧縮の設定 [#v7ad61e3]
''1.'' 圧縮タブの「''編集''」ボタンをクリックします。
#ref(http://kukulu.erinn.biz/img/live16.png)
''2.'' ''全般'' タブの ''オーディオ'' の ''モード'' を「''CBR''」に、''コーデック'' を「''Windows Media Audio 9.2''」に設定してください。&br;
''ビデオ'' の ''モード'' を「''CBR''」に、コーデック を「''Windows Media Video 9 Adovanced Profile''」に設定してください。
#ref(http://kukulu.erinn.biz/img/live2.png)
''3.'' 上部の「''~~~ Kbps''」というタブを開き、下記のように設定します。
- ''オーディオ形式'' を「''48 kbps, 44 kHz, stereo CBR''」に変更します。
- 「''ビデオ入力と同じ''」を ''オン'' にします。
- ''フレームレート'' を「''12''」fpsに設定します。
- ''ビデオビットレート'' を「''300K''」に設定します。
- ''バッファサイズ'' の「''既定値を使用''」を ''オン'' にします。
- ''ビデオの滑らかさ'' を「''15''」に設定します。(スペックに自信がない場合は「''0''」に)
#ref(http://kukulu.erinn.biz/img/live3.png)
#hr
&aname(compressopt){''【圧縮設定について】''}; &br;
圧縮設定は上記解説以外の値に変更することもできますが、必ず指定の範囲内におさめてください。&br;
あまりにも推奨値を逸脱した設定を行うと、サーバに負担を与えます。&br;
- 「オーディオ形式」: 高いと音質が向上します。48k~64k bpsに設定していれば十分です。(推奨:48kbps, 44kHz)
- 「ビデオサイズ」: ビデオ入力と同じを必ずオンにしてください。
- 「フレームレート」: 10~15 fpsに設定してください。(推奨:12)
- 「ビデオビットレート」: 高いと画質が上がりますが、帯域を消費します。270K~340K bpsの間で設定してください。(推奨:300K)
- 「バッファサイズ」: 高いと視聴者が安定しますがタイムラグが長くなり、視聴開始までの待ち時間が長くなります。「既定値を使用」をオンにしてください。
- 「ビデオの滑らかさ」: 高いと画質が向上さますが配信者PCへの負荷が大きくなります。重い場合は0に設定してください。(推奨:15)
- 「キーフレームの間隔」: 画像の乱れを補正するフレームの間隔です。8秒に固定してください。
*** 音が消えた時の対策 [#s711959d]
配信時にCPU使用率が高くなった際、エンコードが間に合わなくなって配信の音が消えることがあります。&br;
プッシュ接続を切らずにこの現象を直すには、ソース切り替えが有効です。&br;
''1.'' WMEのプロパティの ''ソース'' タブ から「''追加''」ボタンをクリックします。
#ref(http://kukulu.erinn.biz/img/live26.png)
''2.'' 入力ソースの 「''ファイル''」を選択し、「''参照''」ボタンをクリックして一時的に画面に表示する画像を選択します。&br;
この画像は配信画面と同じサイズでないとエラーが発生するため、下記の画像を利用してください。&br;
- ''[[通常モード(800×600)の場合>http://kukulu.erinn.biz/live/sm_800x600.jpg]]''
- [[ワイドモード(864×480)の場合>http://kukulu.erinn.biz/live/sm_864x480.jpg]]
- [[スクエアモード(700×700)の場合>http://kukulu.erinn.biz/live/sm_700x700.jpg]]
''終了時'' には「''最初のソースへ切り替え''」を選択して「''適用''」ボタンをクリックします。
#ref(http://kukulu.erinn.biz/img/live27.png)
''3.'' メニューの ''表示'' から「''ソース パネル''」を開きます。
#ref(http://kukulu.erinn.biz/img/live28.png)
''4.'' 音が消えた場合は、ソースパネルの「''ソース2''」をクリックして数秒待ち、「''ソース1''」に戻すと復旧します。
*** 不要なパネルを閉じる(軽量化) [#o2f59c9f]
メニューの ''表示'' から「''パネルの自動表示''」を ''オフ'' にします。''表示'' の 「''ビデオパネル''」を ''オフ'' にします。
#ref(http://kukulu.erinn.biz/img/live13.png)
*** 設定の保存 [#hd91414d]
メニューの ''ファイル'' から「''名前を付けて保存''」しておくことで、次回放送時にWMEの設定を復元できます。&br;
設定を保存しておけば、放送枠のアドレスを入力するだけで放送を開始できます。
#ref(http://kukulu.erinn.biz/img/live21.png)
** SCFH DSF の設定 [#k5fbacb6]
''1.'' WMEを起動した状態で ''SCFH.exe'' を起動し、''wmenc.exe'' を選択して「''OK''」ボタンをクリックします。
#ref(http://mari.kukulu.erinn.biz/img/live7.png)
''2.'' ''Resize Method'' を「''Software (Bilinear)''」に設定して「''Apply''」ボタンをクリックします。
#ref(http://mari.kukulu.erinn.biz/img/live19.png)
''3.'' 「''Keep Aspect Ratio''」(画面の比率を維持) を ''オフ'' 「''Enable Enlargement''」(画面の拡大縮小を使用)を ''オン'' に設定して「''Apply''」ボタンをクリックします。
#hr
以上で放送の設定は完了です。一度以上の設定を終わらせておくと、
毎回の放送時は WMEの設定ファイルを開き、SCFH DSFを起動して、下記設定を行うだけで放送を開始できます。
*** 放送画面の領域設定 [#y2babecc]
ここで設定した領域がそのまま配信で放送される画面になります。&br;
「''Drag here''」をクリックしたままドラッグし、マビノギのウィンドウでクリックを離します。&br;
この方法で、放送中でもいつでも撮影領域を変更できます。&br;
#ref(http://mari.kukulu.erinn.biz/img/live30.png)
** WMEからプッシュ接続 [#q2b47853]
''1.'' ''出力'' タブの「''エンコーダーからプル''」を ''オフ'' にして、「''サーバーにプッシュ''」を ''オン'' にします。&br;
''サーバー名'' に 「''放送枠のアドレス''」 を入力します。公開ポイント には「''test''」と入力します。
#ref(http://kukulu.erinn.biz/img/live1.png)
「公開ポイントの種類を検出できません」という警告が表示されますがそのまま「''OK''」を押してください。