* トラブルの対処法とテクニック [#h95a2874]
#contents

* サウンド関係 [#a01ebb0f]

** ステレオミキサーから自分の声が聞こえる [#v7c1f9ee]

ドライバによっては仕様です。我慢するか、配信と自分は別デバイスを使いましょう。&br;
仮想サウンドカードソフトウェアを導入して内蔵と共有することで回避できますが、難易度が高いです。(⇒[[方法>http://vad.seesaa.net/article/136161613.html#go]])&br;
''Creative SoundBlaster''は殆どがこの仕様です。&br;

** スカイプでゲストを呼ぶと自分の音が全て相手に行ってしまう [#ufb145f6]

ステレオミキサーをスカイプのマイク(入力)ラインに設定していると、パソコンで鳴った音とマイクの音が全て相手に届いてしまいます。&br;
これを解決するには、下記の方法があります。&br;

- ''スカイプを最新版にする''
-- スカイプの最新版ではこれをソフトウェア的に回避する仕組みがあるようです。

- ''スカイプのマイク(入力)ラインを変更する''
-- サウンドデバイスによっては、ステレオミキサーとマイクが別々に指定できる場合があります。&br;
SoundBlaster X-Fi Go!などは、スカイプのオーディオ設定のマイクに「SB X-Fi Go! Mic-In」を指定することでマイク入力のみを相手に伝えることができます。

#ref(http://kukulu.erinn.biz/img/live4300.png);

- ''マイクとデバイスを2つ用意する''
-- スカイプ用と配信用マイクを用意して、それぞれ別に繋げることで回避できます。

デバイスによってはどうしようもないことがあります。&br;
根本的な解決策は、[[外付けや増設用のサウンドデバイスを購入して追加>配信者向け製品のご紹介]]することです。&br;

** 音が消える [#abb7e95c]

放送中にパソコンが重くなった場合などに、放送の音が消えてしまうことがあります。&br;
WMEのサウンドボリューム表示は正常なため、視聴者からの指摘でしか検知することができません。&br;
&br;
- ''発生を防ぐには'': 設定でパソコンへの負荷を軽くしましょう ⇒ ''[[【軽くするための設定】>#l73e1229]]''&br;
- ''発生した場合は'': ソースの切り替えをすることで復旧できます ⇒ ''[[【音が消えた時の対策】>配信をはじめるには#s711959d]]''&br;

** 右や左など片方からしか声が聞こえない [#d0685d69]

マイクの入力に問題がある場合に発生する症状ですが、強制的にジョイントモノラルに変更することで回避できます。&br;
圧縮設定のオーディオコーデックを「mono」とついているものに変更してみてください。&br;

#ref(http://kukulu.erinn.biz/img/live4780.png);

** SoundBlaster X-Fi 系列でスカイプ時などにノイズが鳴る [#p84a4364]

ドライバのインストール方法に問題があることが原因です。&br;
再インストールしてください。詳しくは[[こちら>SB X-Fi Go! 利用時の注意点]]。

それでも一定時間ごとに「プォー」というノイズが鳴ったり、&br;
スカイプをしている時だけノイズが鳴る現象が発生した場合は、&br;
SoundBlaster ボリュームパネルを開き、下記の設定を変更してください。&br;

#ref(http://kukulu.erinn.biz/img/live4750.png);
#ref(http://kukulu.erinn.biz/img/live4751.png);

再発した場合も一度切り替えて戻すことでノイズが消えます。&br;
また、タスクトレイのアイコンを右クリックして「X-Fi CMSS-3D」「X-Fi Crystalizer」「SVM」を無効化しておきましょう。&br;

#ref(http://kukulu.erinn.biz/img/live4752.png);

** SoundBlaster X-Fi 系列でステレオミキサーが無い [#h645039a]

ドライバのインストール方法に問題があることが原因です。&br;
再インストールしてください。詳しくは[[こちら>SB X-Fi Go! 利用時の注意点]]。

ドライバの更新後、Windowsを再起動するとステレオミキサー(再生リダイレクト)が表示されます。&br;

** SoundBlaster X-Fi 系列 (特にX-Fi Go!) で宇宙人声になったり、チュイーンというノイズが鳴る [#y494089a]

ドライバのインストール方法に問題があることが原因です。&br;
再インストールしてください。詳しくは[[こちら>SB X-Fi Go! 利用時の注意点]]。

** マイク入力の声が小さい [#nc95e1de]

SoundMAXやRealtekなどの内蔵オーディオデバイスを利用している場合、アンプ機能が貧弱なために録音音量を最大にしても、マイクの音が小さくなりがちです。&br;
多くの場合、「マイクブースト」をオンにすることでそれなりに聞ける音量にはなりますが、ノイズが激増します。&br;
根本的な解決策は、[[外付けや増設用のサウンドデバイスを購入して追加>配信者向け製品のご紹介]]することで、音量・音質共に劇的に改善します。&br;

** ノイズ(雑音)が酷い [#e4261fc0]

SoundMAXやRealtekなどの内蔵オーディオデバイスを利用している場合はどうしてもノイズが乗りがちです。&br;
根本的な解決策は、[[外付けや増設用のサウンドデバイスを購入して追加>配信者向け製品のご紹介]]することで、音量・音質共に劇的に改善します。&br;

** KTEで音がボビる [#i6fb8ada]

入力タブの「入力の詳細設定」から「オーディオキャプチャのバッファサイズ」を「''変更しない''」に変えてみてください。

#ref(http://kukulu.erinn.biz/img/kte1.png);

* 接続関係 [#x252cf40]

** プッシュ接続ができない (サーバーへの接続を確立できません エラー) [#od83b08b]

#ref(http://kukulu.erinn.biz/img/live153.png);

前の放送枠のアドレスの設定で保存している場合は、今回取得した放送枠のアドレスに変更してください。&br;
それでもプッシュ接続ができない場合は、放送枠管理ページから「放送枠の再設定」ボタンを押してください。&br;

#ref(http://kukulu.erinn.biz/img/live1002.png);

それでも接続できない場合は下記を確認してください。&br;

- ''放送枠が有効になっていない''&br;
[[放送枠管理ページ>http://mari.kukulu.erinn.biz/login.live.php]]から放送枠を取得しないと、WMEからプッシュ接続することはできません。&br;また、放送枠を取得後、プッシュ接続せずに30分経過すると自動的に放送枠は無効になります。&br;
- ''放送枠のアドレスが間違っている''&br;
放送枠のアドレスは【毎回】変わります。放送枠を取得するごとに、毎回WMEに入力する必要があります。正しく設定してください ⇒ ''[[【WMEからプッシュ接続】>配信をはじめるには#q2b47853]]''&br;
- ''IPが異なっている''&br;
放送枠管理ページで放送枠を取得したIPアドレスと、WMEからプッシュ接続しようとするIPアドレスは同じでなければなりません。&br;
- ''接続が遮断されている''&br;
ファイアウォールソフトで放送枠のアドレスの「:」(コロン)以降の数字のポートの通信が遮断されていないか確認してください。&br;
- ''サーバ側で準備ができていない''&br;
放送枠を一度返上して再度取得しなおしてください。&br;

** プッシュ接続が頻繁に切れる [#s9bd4aa1]

プッシュ接続が切れる原因には下記が挙げられます。&br;

*** エンコードが間に合っていない [#q40559f6]

スペック不足でエンコードが間に合わず、欠落フレームが増大するとそのうちプッシュ接続が切れてしまいます。&br;
エンコードが間に合っているかは、WMEから確認できます。&br;
&br;
''1.'' ''表示'' メニューから ''モニタパネル'' を開きます。&br;

#ref(http://kukulu.erinn.biz/img/live3000.png);

''2.'' ''統計'' タブの ''ビデオ出力'' の ''最大fps'', ''現在のfps'', ''平均fps'', ''欠落したフレーム''を確認します。&br;

#ref(http://kukulu.erinn.biz/img/live3001.png);

''現在のfps'' が ''最大fps'' の半分も出ておらず、 ''欠落したフレーム'' が増え続けている場合はスペック不足です。&br;
''[[【軽くするための設定】>#l73e1229]]'' を行ってください。&br;

*** 上り回線速度が足りていない、MTUが低すぎる [#ff25e966]

[[BNR スピードテスト>http://www.musen-lan.com/speed/]] などで上り(アップロード)の回線速度を調べて、100KB (0.8Mbps) 以上出ていない場合は回線速度が足りていません。&br;
MTUを下げている場合は1000以上に戻してください。 [[RWINの調整>http://www.google.com/search?q=RWIN%E5%A4%89%E6%9B%B4&sourceid=ie7&rls=com.microsoft:en-US&ie=utf8&oe=utf8&rlz=1I7GGLL_ja]]などもお試しください。&br;

*** 通信が安定していない [#p46d77df]

無線LANなどでは無通信時間が生じるため、タイムアウトすることがあります。&br;
有線LANに変えることができる場合は変更してください。&br;

*** スカイプのホストになっている [#wf6c7afb]

スカイプでホストになると相当の帯域を使い切りますので、配信する場合は絶対にホストにならないでください。

** バッファ地獄になる [#q38b3182]

バッファ地獄になるのは、ミラーに原因があることも多いですが、&br;
視聴者全員がそのような状態の場合は配信者の上り帯域が不足しています。&br;
帯域を使うソフトを終了したり、スカイプのホストをやめるなどの対策を行ってください。&br;

''[[【プッシュ接続が頻繁に切れる】>#s9bd4aa1]]'' と対処法は同じです。&br;

** 映像がどんどん遅れてしまう [#o5c3e258]

パソコンの性能または回線速度が足りていません。&br;
''[[【プッシュ接続が頻繁に切れる】>#s9bd4aa1]]'' と同じ原因であることが多いです。&br;

** 放送枠管理ページで「画面サイズエラー」と表示されて放送を開始できない [#c7f41fcd]

配信の映像サイズに関するWMEかSCFHの設定が間違っていることが原因です。&br;

- SCFHの「Width」と「Height」が規定サイズに設定されていますか
- WMEの圧縮設定で「ビデオサイズ」が「ビデオ入力同じ」になっていますか?

** 放送枠管理ページで「フレームレートエラー」と表示されて放送を開始できない [#q40b1157]

フレームレート(fps)に関するWMEかSCFHの設定が間違っていることが原因です。&br;

- SCFHの「Framerate」が規定値(8~20fps)の範囲内になっていますか?
- 圧縮設定で「フレーム レート」が規定値(8~20fps)の範囲内になっていますか?

** 放送枠管理ページで「音声ビットレートエラー」と表示されて放送を開始できない [#y80a8512]

音声圧縮設定が間違っていることが原因です。&br;

- 圧縮設定で「オーディオ形式」が規定値(20~70Kbps)の範囲内になっていますか?

** 放送枠管理ページで「映像ビットレートエラー」と表示されて放送を開始できない [#f9f54647]

映像圧縮設定が間違っていることが原因です。&br;

- 圧縮設定で「ビデオビットレート」が規定値(100~400Kbps)の範囲内になっていますか?

* 映像関係 [#u154d2ce]

** 画面がチカチカする [#w0b29667]

マビノギがフルスクリーンモードの状態で配信しようとしていませんか?&br;
配信する際は必ずマビノギはウィンドウモードにしてください。&br;
''フルスクリーンモードで配信することはできません。''&br;

** 配信映像がカクカクする [#xaf6f6be]

''[[【エンコードが間に合っていない】>#q40559f6]]'' 可能性があります。&br;
''[[【軽くするための設定】>#l73e1229]]'' を行ってください。&br;

** 文字がつぶれて読めない [#a66182eb]

SCFH DSFの ''Resize Method'' を「''Bilinear''」にしてください。&br;

** 画面が歪む、黒い縁ができる [#o1bce2fa]

配信画面の比率と実際の撮影領域の比率があっていない場合、画面に黒いフチができたり、映像が歪みます。&br;

*** 画面の上下と左右にできる黒いフチを消す [#ncd29b97]

比率が正しいにもかかわらず画面の回りに黒いフチができてしまう場合は、拡大設定がオンになっていません。&br;

#ref(http://kukulu.erinn.biz/img/live4002.png);

SCFH DSFの「''Enable Enlargement''」(画面の拡大縮小を使用)を ''オン'' にしてください。&br;

*** 画面の上下または左右にできる黒いフチを消す [#zdb91721]

画面の比率を強制的に維持する設定 (アスペクト比固定) になっている場合、比率に合わなかった分は黒いフチになります。

#ref(http://kukulu.erinn.biz/img/live4000.png);

SCFH DSFの「''Keep Aspect Ratio''」(画面の比率を維持)を ''オフ'' にしてください。&br;
&br;
これはアスペクト比固定設定を解除することで改善できますが、その分の歪みが生じます。&br;
画面の比率を正しく保つようにしてください。&br;

*** 画面の下部にだけ黒い帯ができてしまい、比率を直しても効果がない [#r6bb8212]

#ref(http://kukulu.erinn.biz/img/live4001b.png);

SCFH DSFの設定ファイルが壊れていることが原因です。&br;
一度SCFH DSFのファイルを全て削除し、再度ダウンロードしなおしてください。&br;

*** 画面の歪みを補正する [#zdb91721]

画面の比率を強制的に維持しない設定 (アスペクト比固定しない) になっている場合、比率に合っていなくてもそのまま引き伸ばして表示します。&br;

#ref(http://kukulu.erinn.biz/img/live4001.png);

SCFH DSFの「''Keep Aspect Ratio''」(画面の比率を維持)を ''オン'' にしてください。&br;
&br;
これはアスペクト比固定設定にすることで改善できますが、その分の黒いフチが表示されます。&br;
画面の比率を正しく保つようにしてください。&br;

** 軽くするための設定 [#l73e1229]

*** WMEのパフォーマンス設定の変更 [#a0553b0e]

''1.'' WMEの ''ツール'' から「''オプション''」を開きます。&br;

#ref(http://kukulu.erinn.biz/img/live2000.png);

''2.'' ''パフォーマンス'' タブを開き、「''既定値を使用する''」を ''オフ'' にして ''ブロードキャスト時'' のスライドバーを「''高性能''」(一番左)に合わせて「''OK''」ボタンをクリックします。&br;

#ref(http://kukulu.erinn.biz/img/live2001.png);

エンコードを簡略化するため画質が低下しますが、軽くなります。&br;

*** ビデオ圧縮のなめらかさ設定の変更 [#nf813b77]

(WME, KTE) 圧縮の設定の「''ビデオの滑らかさ''」を「''0''」に設定します。
画質が滑らかではなくなり、文字が読みにくくなりますが軽くなります。&br;

*** ビデオビットレート設定の変更 [#r192bfd2]

(WME, KTE) 圧縮の設定の「''ビデオ ビットレート''」を「''340''」に設定します。&br;
&br;
ビットレートを上げることで圧縮処理が省略されるため画質が上がって軽くなりますが、回線への負荷が大きくなります。&br;
バッファ地獄になる場合は戻してください。&br;

*** WMV7コーデックの使用 [#na2d5409]

(WME, KTE) 圧縮の ''ビデオコーデック'' を「''Windows Media Video V7''」に設定します。&br;
&br;
WMV9より軽いWMV7コーデックで圧縮されるため軽くなりますが、画質は低下します。&br;
WMV9に比べ、動きに弱くなります。&br;

** WindowsVista/7でSCFH DSFを使用しているとマウスカーソルが点滅する [#qb1379b8]

SCFH DSFの「Show Layered Window」をオフにすることで解消します。

** 半透明のウィンドウやテロップツールが配信に映らない [#hbc9a1a5]

SCFH DSFの「Show Layered Window」をオンにすることで解消します。

** ExpressionEncoderで映像がモザイクのようになってしまう [#f59842b4]

- 設定後、設定を保存してから再度エンコーダを起動してください。
- 放送枠のアドレスを入力する場所の下にある「接続」ボタンを押して事前接続が完了してから「開始」ボタンを押してプッシュ接続を開始してください。


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