* 配信をはじめるには [#c1b89baf]

配信には、ある程度のスペックを持ったパソコンが必要です。&br;

- ''必須環境'' … このスペックがあれば最低限配信は可能です。
-- ''OS:'' Windows2000, WindowsXP, WindowsVista (32/64bit), Windows7 (32/64bit)
-- ''CPU:'' Pentium E2140, Celeron E1600 (Core2Duo世代以降のデュアルコアCPU) 以上
-- ''メインメモリ:'' 1GB 以上
-- ''グラフィックボード:'' GeForce6シリーズ VRAM64MB 以上
-- ''ネットワーク接続:'' ADSL 2Mbps 以上

- ''推奨環境'' … このスペックがあれば快適な配信が可能です。
-- ''OS:'' WindowsXP, WindowsVista (32bit), Windows7 (32bit)
-- ''CPU:'' Core 2 Duo シリーズ 2GHz 以上
-- ''メインメモリ:'' 2GB 以上
-- ''グラフィックボード:'' GeForce7800/8500/9400/GT240 以上, VRAM128MB 以上
-- ''ネットワーク接続:'' 有線LAN, ADSL 12Mbps 以上


#hr
''魔法少女からのお願いとお約束''

 マニュアルに記載していることをお問い合わせにてご質問いただく事が急増しています。
 kukuluLIVEは非営利個人により運営しているため、サポートは必要最低限の対応となります。
 配信の設定については、このマニュアルを熟読いただき、自己解決して頂ければと思います。
 そのうえで、どうしても解決できない場合は『くくルーム』で質問して頂くか、お問い合わせください。

#hr

#contents

** 必要なソフトウェア [#ne5759e6]

配信のために、最低限下記の2つのソフトウェアが必要です。

- ''SCFH DSF''
-- ''[[SCFH DSF>http://mosax.sakura.ne.jp/fswiki.cgi?action=ATTACH&page=SCFH+DSF&file=SCFHDSF041%2Ezip]]''(32/64bit)
-- ''[[SCFH DSF>http://mosax.sakura.ne.jp/fswiki.cgi?action=ATTACH&page=SCFH+DSF&file=SCFHDSF041%2Ezip]]''(32/64bit) ''* Windows7の64ビット版には対応していません!!''
- ''Windows Media エンコーダ''
-- ''[[Windows Media エンコーダ (32bit版)>http://download.microsoft.com/download/4/4/8/448d6193-6527-4c67-9c8f-05d3eea743e1/WMEncoder.exe]]'' 【通常はこちら】 
-- [[Windows Media エンコーダ (64bit版)>http://www.microsoft.com/downloads/details.aspx?familyid=CC41218D-7E37-4546-BF0B-1276959EE3EF&displaylang=ja]]

** SCFH DSF のインストール [#rb4af54e]

 SCFH DSFはWindows7の64ビット版には対応していないため、残念ながらSCFH DSFを利用することはできません。
 当該環境の場合はこの項は飛ばしてください。

''1.'' ダウンロードした SCFHDSF041.zip を解凍します。


''2.'' 解凍したフォルダにある ''install.bat'' (無い場合は ''install'') を実行します。&br;
※64bit環境では ''install64.bat'' (無い場合は ''install64'') を実行してください。

#ref(http://kukulu.erinn.biz/img/live4.png)

''3.'' 下記のようなダイアログが表示されたらインストール成功です。

#ref(http://kukulu.erinn.biz/img/live25.png)

何も表示されなかったり、エラーと表示される場合は ''Microsoft Visual C++ 2008 再頒布可能パッケージ のインストール''((SCFH DSFが正常にインストールできた場合は不要です。)) を行ってから、再度SCFH DSFのインストールを行ってください。

- ''Microsoft Visual C++ 2008 再頒布可能パッケージ''
-- ''[[Microsoft Visual C++ 2008 再頒布可能パッケージ (32bit版)>http://www.microsoft.com/downloads/details.aspx?displaylang=ja&FamilyID=9b2da534-3e03-4391-8a4d-074b9f2bc1bf]]'' 【通常はこちら】 
-- [[Microsoft Visual C++ 2008 再頒布可能パッケージ>http://www.microsoft.com/downloads/details.aspx?familyid=BA9257CA-337F-4B40-8C14-157CFDFFEE4E]] (64bit版)

** WMEのインストールと起動 [#s9d40fc8]

''1.'' ダウンロードした ''WMEncoder.exe'' を実行してください。&br;
''2.'' ウィザードの指示に従ってインストールを行ってください。 &br;
''3.'' インストール完了後、全てのプログラムの「''Windows Media''」中にある「''Windows Media エンコーダ''」を起動します。&br;

** WMEの設定 [#b5c1dcb7]

''1.'' 起動すると表示される ''新しいセッション'' ウィンドウは「''キャンセル''」ボタンで閉じます。

#ref(http://kukulu.erinn.biz/img/live14.png)

''2.'' 画面上部の「''プロパティ''」ボタンをクリックしてプロパティを開きます。

#ref(http://kukulu.erinn.biz/img/live15.png)

*** 画面入力の設定 [#dfc194f5]

【ご注意】&br;
Windows7(64ビット版)でSCFH DSFが利用できない場合は、この設定ではなく、代わりの設定を行う必要があります。&br;
''[[Windows7 (64ビット版) でSCFH DSFが使えない>トラブルの対処法とテクニック#ma8d9b3c]]''をご覧下さい。&br;
&br;
''1.'' ''ソース'' タブを開き、''ビデオ'' を「''SCFH DSF''」に設定します。右側の「''構成''」ボタンをクリックします。&br;
構成ボタンが押せない場合はWMEの再起動やSCFH DSFの再インストール、SCFH DSFの起動などをお試しください。&br;

#ref(http://kukulu.erinn.biz/img/live5.png)

''2.'' 配信画面の ''横幅(Width)''、''縦幅(Height)''、''FPS(Framerate)'' を入力して「''OK''」ボタンをクリックします。&br;
ここでの設定が配信の画面サイズになります。kukuluLIVEでは下記の画面サイズを使用できます。

- 標準モード: 800×600 
- ワイドモード: 864×480 
- 正方形モード: 700×700

はじめての場合は ''Width'' に「''800''」、''Height'' に「''600''」、''Framerate'' に「''12''」と入力してください。

#ref(http://kukulu.erinn.biz/img/live6.png)

*** サウンド入力の設定 (Windows 2000, Windows XP) [#wefc99ee]

※Windows Vista, Windows 7 の場合はこの項目ではなく、[[Windows Vista, Windows 7向け設定>#r61412c7]] をご覧下さい。&br;

''1.'' ''ソース'' タブを開き、''オーディオ'' を「''(既定のオーディオデバイス)''」に設定します。右側の「''構成''」ボタンをクリックします。

#ref(http://kukulu.erinn.biz/img/live10.png)

''2.'' ''ピンライン'' を「''ステレオ ミキサー''」に設定して「''有効''」を ''オン'' にして「''OK''」ボタンをクリックします。

#ref(http://kukulu.erinn.biz/img/live70.png)

#hr
&aname(stereomix){''【ステレオミキサーについて】''}; &br;
パソコンによってはリストに「''ステレオ ミキサー''」の呼び名が異なったり、搭載されていない場合があります。
- ''別名になっている場合'': メーカーによって呼び方が異なります。下記のものはステレオミキサーと同様です。 
 「再生リダイレクト」、「WAVE出力ミックス」 、「ミキシング」、「ミックスアウトプット」、「Stereo Mix」
 「Stereo Out」 「WaveOutMix」、「Sum」 、「Digital Mixer」、「Loop Back」、「Record Master」
 「Record Mixer」、「Record Master」、「Record Mixer」 
- ''搭載されていない場合'': この機能を搭載していないパソコンもあります。その場合は ''マイク'' を直接指定してください。&br;
放送の音声はマイクの音声のみになり、マビノギやパソコンの音は放送に乗らなくなります。&br;

下記のサウンドデバイスは''ステレオミキサー''と''マイクミュート解除(スカイプ会話との同時配信)''が両方使用できる製品です。&br;
どれかを購入してインストールすれば、音質的にも機能的にも不自由ない放送が行えます。&br;
#html{{
<center>

<iframe src="http://rcm-jp.amazon.co.jp/e/cm?t=aquapal-22&o=9&p=8&l=as1&asins=B001F7EBOS&fc1=000000&IS2=1&lt1=_blank&m=amazon&lc1=0000FF&bc1=000000&bg1=FFFFFF&f=ifr" style="width:120px;height:240px;" scrolling="no" marginwidth="0" marginheight="0" frameborder="0"></iframe>

<iframe src="http://rcm-jp.amazon.co.jp/e/cm?t=aquapal-22&o=9&p=8&l=as1&asins=B00170KCQE&fc1=000000&IS2=1&lt1=_blank&m=amazon&lc1=0000FF&bc1=000000&bg1=FFFFFF&f=ifr" style="width:120px;height:240px;" scrolling="no" marginwidth="0" marginheight="0" frameborder="0"></iframe>

</center>
}}

*** サウンド入力の設定 (Windows Vista, Windows 7) [#r61412c7]

※Windows 2000, Windows XP の場合はこの項目ではなく、[[Windows 2000, Windows XP向け設定>#wefc99ee]] をご覧下さい。

''1.'' ''コントロールパネル'' から ''サウンド'' を開きます。&br; 
''2.'' ''録音'' タブを開きます。&br;
''3.'' 一覧に ''ステレオ ミキサー'' が表示されていない場合は余白部分で右クリックして「''無効なデバイスの表示''」を オン にします。&br;
''4.'' 「''ステレオ ミキサー''」を右クリックして「''既定のデバイス''」を ''オン'' にします。&br;

[[※ステレオミキサーは別名であったり、搭載されていない場合があります。>#stereomix]]

*** 圧縮の設定 [#v7ad61e3]

''1.'' 圧縮タブの「''編集''」ボタンをクリックします。

#ref(http://kukulu.erinn.biz/img/live16.png)

''2.'' ''全般'' タブの ''オーディオ'' の ''モード'' を「''CBR''」に、''コーデック'' を「''Windows Media Audio 9.2''」に設定してください。&br;
''ビデオ'' の ''モード'' を「''CBR''」に、コーデック を「''Windows Media Video 9 Adovanced Profile''」に設定してください。

#ref(http://kukulu.erinn.biz/img/live2.png)

''3.'' 上部の「''~~~ Kbps''」というタブを開き、下記のように設定します。 
- ''オーディオ形式'' を「''48 kbps, 44 kHz, stereo CBR''」に変更します。
- 「''ビデオ入力と同じ''」を ''オン'' にします。
- ''フレームレート'' を「''12''」fpsに設定します。
- ''ビデオビットレート'' を「''300K''」に設定します。
- ''バッファサイズ'' の「''既定値を使用''」を ''オン'' にします。
- ''ビデオの滑らかさ'' を「''15''」に設定します。(スペックに自信がない場合は「''0''」に)

#ref(http://kukulu.erinn.biz/img/live3.png)

#hr
&aname(compressopt){''【圧縮設定について】''}; &br;
圧縮設定は上記解説以外の値に変更することもできますが、必ず指定の範囲内におさめてください。&br;
あまりにも推奨値を逸脱した設定を行うと、サーバに負担を与えます。&br;
- 「オーディオ形式」: 高いと音質が向上します。48k~64k bpsに設定していれば十分です。(推奨:48kbps, 44kHz) 
- 「ビデオサイズ」: ビデオ入力と同じを必ずオンにしてください。 
- 「フレームレート」: 10~15 fpsに設定してください。(推奨:12) 
- 「ビデオビットレート」: 高いと画質が上がりますが、帯域を消費します。270K~340K bpsの間で設定してください。(推奨:300K) 
- 「バッファサイズ」: 高いと視聴者が安定しますがタイムラグが長くなり、視聴開始までの待ち時間が長くなります。「既定値を使用」をオンにしてください。 
- 「ビデオの滑らかさ」: 高いと画質が向上さますが配信者PCへの負荷が大きくなります。重い場合は0に設定してください。(推奨:15) 
- 「キーフレームの間隔」: 画像の乱れを補正するフレームの間隔です。8秒に固定してください。

*** 音が消えた時の対策 [#s711959d]

配信時にCPU使用率が高くなった際、エンコードが間に合わなくなって配信の音が消えることがあります。&br;
プッシュ接続を切らずにこの現象を直すには、ソース切り替えが有効です。&br;

''1.'' WMEのプロパティの ''ソース'' タブ から「''追加''」ボタンをクリックします。

#ref(http://kukulu.erinn.biz/img/live26.png)

''2.'' 入力ソースの 「''ファイル''」を選択し、「''参照''」ボタンをクリックして一時的に画面に表示する画像を選択します。&br;
この画像は配信画面と同じサイズでないとエラーが発生するため、下記の画像を利用してください。&br;

- ''[[通常モード(800×600)の場合>http://kukulu.erinn.biz/live/sm_800x600.jpg]]''
- [[ワイドモード(864×480)の場合>http://kukulu.erinn.biz/live/sm_864x480.jpg]] 
- [[スクエアモード(700×700)の場合>http://kukulu.erinn.biz/live/sm_700x700.jpg]]

''終了時'' には「''最初のソースへ切り替え''」を選択して「''適用''」ボタンをクリックします。

#ref(http://kukulu.erinn.biz/img/live27.png)

''3.'' メニューの ''表示'' から「''ソース パネル''」を開きます。

#ref(http://kukulu.erinn.biz/img/live28.png)

''4.'' 音が消えた場合は、ソースパネルの「''ソース2''」をクリックして数秒待ち、「''ソース1''」に戻すと復旧します。

*** 不要なパネルを閉じる(軽量化) [#o2f59c9f]

メニューの ''表示'' から「''パネルの自動表示''」を ''オフ'' にします。''表示'' の 「''ビデオパネル''」を ''オフ'' にします。

#ref(http://kukulu.erinn.biz/img/live13.png)

*** 設定の保存 [#hd91414d]

メニューの ''ファイル'' から「''名前を付けて保存''」しておくことで、次回放送時にWMEの設定を復元できます。&br;
設定を保存しておけば、放送枠のアドレスを入力するだけで放送を開始できます。

#ref(http://kukulu.erinn.biz/img/live21.png)

** SCFH DSF の設定 [#k5fbacb6]

''1.'' WMEを起動した状態で ''SCFH.exe'' を起動し、''wmenc.exe'' を選択して「''OK''」ボタンをクリックします。

#ref(http://mari.kukulu.erinn.biz/img/live7.png)

''2.'' ''Resize Method'' を「''Software (Bilinear)''」に設定して「''Apply''」ボタンをクリックします。

#ref(http://mari.kukulu.erinn.biz/img/live19.png)

''3.'' 「''Keep Aspect Ratio''」(画面の比率を維持) を ''オフ'' 「''Enable Enlargement''」(画面の拡大縮小を使用)を ''オン'' に設定して「''Apply''」ボタンをクリックします。

#hr
 以上で放送の設定は完了です。一度以上の設定を終わらせておくと、
 毎回の放送時は WMEの設定ファイルを開き、SCFH DSFを起動して、下記設定を行うだけで放送を開始できます。

*** 放送画面の領域設定 [#y2babecc]

ここで設定した領域がそのまま配信で放送される画面になります。&br;
「''Drag here''」をクリックしたままドラッグし、マビノギのウィンドウでクリックを離します。&br;
この方法で、放送中でもいつでも撮影領域を変更できます。&br;

#ref(http://mari.kukulu.erinn.biz/img/live30.png)

** WMEからプッシュ接続 [#q2b47853]

''1.'' ''出力'' タブの「''エンコーダーからプル''」を ''オフ'' にして、「''サーバーにプッシュ''」を ''オン'' にします。&br;
''サーバー名'' に 「''放送枠のアドレス''」 を入力します。公開ポイント には「''test''」と入力します。

#ref(http://kukulu.erinn.biz/img/live1.png)

「公開ポイントの種類を検出できません」という警告が表示されますがそのまま「''OK''」を押してください。


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