- バックアップ一覧
- ExpressionEncoderでの配信 は削除されています。
* Expression Encoder 3 を利用して配信する場合 [#x4bc8eb7]
kukuluLIVE は Microsoft Expression Encoder 3 での配信に暫定的に対応しています。&br;
ただし、様々な制約があります。通常、WMEを利用したほうが軽くて高画質な配信を行えるため、
Expression Encoder を選ぶ必要はありません。&br;
どうしてもWMEを使いたくない変態さんは下記を参考にExpression Encoderでの配信をお試し下さい。&br;
- ''Expression Encoderを使うデメリット''
-- コーデックの制約により、WMEに比べて画質が著しく低くなります。
-- コーデックの制約により、WMEに比べて画面がカクカクします。
-- WMEに比べて倍近くのCPU負荷がかかります。
-- 画面取り込みが廃止されてるため、SCFHが使えないWindows7(64ビット)環境では配信できません。
-- 配信画面サイズが800×600固定になり、ワイドやスクエアサイズを使用できません。
- ''Expression Encoderを使うメリット''
-- 高負荷時の音消えバグが発生しません。
-- プッシュ接続の開始が高速なため、接続・再接続を迅速に行えます。
-- Expression Encoder (有償版) を使う場合、H.264/AVCでの配信が可能です。
将来的にExpression Encoderへの移行を行わなければいけませんが、現状では移行に値する性能はありません。&br;
#hr
#contents
** ダウンロード [#lbd9aab5]
Expression Encoder 3は無償版が無料でダウンロードできます。&br;
有償版は[[Microsoft Expression スイート>http://www.microsoft.com/japan/products/expression/]]に含まれており、これはコーデック「H.264/AVC」でのエンコードが可能です。&br;
また、有償版も学生や教育関係者は[[DreamSpark プログラム>http://www.microsoft.com/japan/academic/dreamspark/default.mspx]]により、国際学生証(ISIC)取得費用だけでソフトウェアを利用できます。&br;
配信目的であれば無償版で十分です。&br;
- ''Microsoft Expression Encoder 3 (無償版)''
-- [[Microsoft Expression Encoder 3>http://www.microsoft.com/downloads/details.aspx?displaylang=ja&FamilyID=b6c8015b-e5de-46c0-98cd-1be12eef89a8]]
** 設定 [#wb2d712f]
この解説はWMEの設定内容を元にして、Expression Encoderで行うべき設定について補足しています。
あらかじめWMEの設定方法についてお読み頂いた上で設定を行ってください。
*** ライブエンコードモードに移行 [#fb4946b2]
Expression Encoder を起動し、「''ライブ エンコード''」モードに移行します。&br;
#ref(http://kukulu.erinn.biz/img/live650.png);
*** ライブソース タブ [#xe1c9eab]
''1.'' 「ライブ ソース1」の「ビデオデバイス」を「''SCFH DSF''」に設定します。&br;
''2.'' 「構成」ボタンを押して「キャプチャダイアログ」を開き、''Width: 800, Height: 600, Framerate: 12'' に設定します。&br;
''3.'' 「サイズ変更モード」を「''レターボックス''」に設定します。&br;
''4.'' 「オーディオデバイス」をメインのオーディオデバイスに設定します。&br;
''5.'' 「オーディオライン」は「''ステレオミキサー''」またはそれと同じ機能を有するピンラインに変更します。&br;
#ref(http://kukulu.erinn.biz/img/live651.png);
*** エンコードタブ [#xbc6303f]
''1.'' ビデオの「コーデック」を「''VC-1 メイン''」に設定します。&br;
''2.'' 「ビットレート」を「''320''」Kbpsに設定します。&br;
''3.'' 「フレームレート」を「''15 fps''」に設定します。&br;
''4.'' 「幅」を「''800''」に設定します。&br;
''5.'' 「高さ」を「''600''」に設定します。&br;
&br;
''6.'' オーディオの「コーデック」を「''WMA''」に設定します。&br;
''7.'' 「ビットレート」を「''32 kbps''」に設定します。&br;
&br;
''8.'' 「ビデオの複雑度」を「''最速 (0)''」に設定します。&br;
''9.'' 「ノンインターレースモード」を「''強制オフ''」に設定します。&br;
#ref(http://kukulu.erinn.biz/img/live652.png);
*** 出力タブ [#ed61f3f1]
''1.'' ストリーミングの「''パブリッシュポイント''」をオンにします。&br;
''2.'' 「場所」に「''http://放送枠のアドレス/''」と入力します。&br;
''3.'' 「事前接続」をクリックして「''接続済み''」と表示されればプッシュ接続のセットアップは完了です。&br;
''4.'' 「開始」をクリックするとプッシュ接続を開始します。&br;
#ref(http://kukulu.erinn.biz/img/live653.png);
