* Expression Encoder 3 を利用して配信する場合 [#o327d94d]

 Expression Encoder 3 は古くなりました。
 これから設定する場合は Expression Encoder 4 を使用するようにしてください。

- [[Expression Encoder 4]]

#hr

kukuluLIVE は Microsoft Expression Encoder 3 での配信に 2010/06/19 に正式対応しました。&br;
どうしてもWMEを使いたくない変態さんは下記を参考に Expression Encoder 3 での配信をお試し下さい。&br;

- ''Expression Encoder 3 を使うメリット''
-- 高負荷時の音消えバグが発生しません。
-- プッシュ接続の開始が高速なため、接続・再接続を迅速に行えます。
-- WMEは最大4CPUコアまでしか使えませんがこれは全てのCPUコアを使えます。

- ''デメリット''
-- よほどの高スペックでない限り、WMEに比べて画質が低くなります。
-- よほどの高スペックでない限り、WMEに比べて画面がカクカクし、重くなります。
-- WMEに比べて倍近くのCPU負荷がかかります。

#hr

#contents

** ダウンロード [#tde4a09a]

Expression Encoder 3は無償版が無料でダウンロードできます。&br;
有償版は[[Microsoft Expression スイート>http://www.microsoft.com/japan/products/expression/]]に含まれており、これはコーデック「H.264/AVC」でのエンコードが可能です。&br;
また、有償版も学生や教育関係者は[[DreamSpark プログラム>http://www.microsoft.com/japan/academic/dreamspark/default.mspx]]により、国際学生証(ISIC)取得費用だけでソフトウェアを利用できます。&br;

配信目的であれば無償版で十分です。&br;

- ''Microsoft Expression Encoder 3 (無償版)''
-- [[Microsoft Expression Encoder 3>http://www.microsoft.com/downloads/details.aspx?displaylang=ja&FamilyID=b6c8015b-e5de-46c0-98cd-1be12eef89a8]]

** Expression Encoderの設定 [#v031f1ce]

 この解説はWMEの設定内容を元にして、Expression Encoderで行うべき設定について補足しています。
 あらかじめWMEの設定方法についてお読み頂いた上で設定を行ってください。

*** ライブエンコードモードに移行 [#qb13cc1d]

Expression Encoder を起動し、「''ライブ エンコード''」モードに移行します。&br;

#ref(http://kukulu.erinn.biz/img/live650.png);

*** ライブソース タブ [#va4ca98b]
''1.'' 「''ライブ ソース1''」を押して「ビデオデバイス」を「''SCFH DSF''」に設定します。&br;

#ref(http://kukulu.erinn.biz/img/live662.png);

''2.'' 「''構成''」ボタンを押して「''キャプチャダイアログ''」を開きます。&br;

#ref(http://kukulu.erinn.biz/img/live663.png);

''3.'' 配信画面のサイズとフレームレートを設定して、「''OK''」ボタンを押します。&br;

#ref(http://kukulu.erinn.biz/img/live664.png);

- 利用可能な配信サイズ&br;
-- ''標準モード: 800×600''
-- ワイドモード: 800×480
-- 正方形モード: 700×700

- フレームレートは推奨値が「''12''」です。([[規定値の範囲内で変更可>配信をはじめるには#compressopt]])&br;

''3.'' 「サイズ変更モード」を「''レターボックス''」(SCFH DSFに拡大縮小を任せる)に設定します。&br;

#ref(http://kukulu.erinn.biz/img/live665.png);

''4.'' 「オーディオデバイス」をメインのオーディオデバイス(既定のオーディオデバイスに設定しているデバイス)に設定します。&br;

''5.'' 「オーディオライン」は「''ステレオミキサー''」またはそれと同じ機能を有するピンラインに変更します。&br;
- ''[[ステレオミキサーの別名について>サウンド入力の設定#z01b20d4]]''

*** エンコードタブ [#pc378bf2]
''1.'' ビデオの「コーデック」を「''VC-1 メイン''」に設定します。&br;
''2.'' 「ビットレート」を「''300''」Kbpsに設定します。([[規定値の範囲内で変更可>配信をはじめるには#compressopt]])&br;
''3.'' 「フレームレート」を上のSCFH DSFで設定した値に設定します。([[規定値の範囲内で変更可>配信をはじめるには#compressopt]])&br;
''4.'' 「幅」を上のSCFH DSFで設定した値に設定します。&br;
''5.'' 「高さ」を上のSCFH DSFで設定した値に設定します。&br;
&br;
''6.'' オーディオの「コーデック」を「''WMA''」に設定します。&br;
''7.'' 「ビットレート」を「''48 kbps''」に設定します。([[規定値の範囲内で変更可>配信をはじめるには#compressopt]])&br;
&br;
''8.'' 「ビデオの複雑度」を「''最速 (0)''」に設定します。&br;
''9.'' 「ノンインターレースモード」を「''強制オフ''」に設定します。&br;

#ref(http://kukulu.erinn.biz/img/live652.png);

*** 出力タブ [#hfbeb728]
''1.'' ストリーミングの「''パブリッシュポイント''」をオンにします。&br;
''2.'' 「場所」に「''http://放送枠のアドレス/''」と入力します。&br;
''3.'' 「''事前接続''」をクリックして「''接続済み''」と表示されればプッシュ接続のセットアップは完了です。&br;

#ref(http://kukulu.erinn.biz/img/live653.png);

''4.'' 「''開始''」をクリックするとプッシュ接続を開始します。&br;

#ref(http://kukulu.erinn.biz/img/live667.png);

** SCFH DSFの設定 [#f41cc842]

Expression Encoder が起動してからSCFH DSFを起動すると、&br;
WMEでは「wmenc.exe」と表示されたリストに「''EncoderUI.exe''」が表示されます。&br;
これを指定して「''OK''」ボタンを押してSCFH DSFを起動してください。

#ref(http://kukulu.erinn.biz/img/live666.png);

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