Macから配信する

Macからの配信について

kukuluLIVEでは、Mac OSからも配信が可能です。
コメントの読み上げ機能もソフトのインストール無しで利用できます。

最終更新日 2020/07/04 macOS Catalina 10.15.5で動作確認済み

「OBS Studio」のインストール

1. 下記ページよりOBS StudioのMac OS版をダウンロードします。「Download Installer」からdmgをダウンロードしてください。

2. インストールを行います。OBSのアイコンをApplicationsにドラッグ&ドロップするだけです。その後dmgは削除可能です。

「BlackHole」のインストール

従来は「Soundflower」をステレオミキサーとして使用していましたが、最新のMac環境では使用できなくなったため、新しい「BlackHole」をご利用ください。使い方はほとんど同じです。

1. ステレオミキサーの役割を果たす「BlackHole」を下記のサイトからダウンロードします。

2. ダウンロードしたファイルを開き、インストーラーの指示に従ってインストールします。

4. Finderを開き「アプリケーション」→「ユーティリティ」→「Audio MIDI 設定」を開きます。

5. オーディオ設定の左下「+」を押して「複数出力装置を作成」をクリックします。

6. 作成した「複数出力装置」を選択し、左側のデバイス一覧から、一旦すべてのチェックをオフにしてから、再生したいデバイスをのチェックをオンにして、「BlackHole 16ch」をオンにします。

右側のデバイス一覧の順番は非常に重要です。
「BlackHole 16ch」がリストの先頭になっているとMacから音が出なくなってしまいます。
一度全部のチェックをオフにしてから、「再生したいデバイス」→「BlackHole 16ch」の順でチェックをオンにしてください。

“再生したいデバイス”は、環境により異なります。

  • Macのステレオミニピンジャックにイヤホンやスピーカーを接続している場合: 「内蔵出力」や「外部スピーカー」
  • Macのスピーカーから再生している場合: 「○○のスピーカー」や「内蔵出力」
  • USBのヘッドセットなどから再生している場合: 「○○ USB Headset」など、ヘッドセットの製品名や会社名

7. 「マスター装置」で再生したいデバイスを選択します。

8. 「複数出力装置」を右クリックして「このサウンド出力装置を使用」を選択します。

9. 「複数出力装置」にスピーカーマーク、使用したいマイクにマイクマークが出ていることを確認してください。YouTubeなどが正常に再生でき、音も聞こえることも確認してください。

  • 「複数出力装置」にスピーカーマークがない: 右クリックして「このサウンド出力装置を使用」を選択してください
  • 使用したいマイクにマイクマークがない: 右クリックして「このサウンド入力装置を使用」を選択してください
  • YouTubeなどが再生できない: 6. のデバイスの順番を再確認してください

「OBS Studio」を設定する

1. Finderから「アプリケーション」を開き、中にある「OBS」を起動します。

2. OBS Studioの「設定」を押します。

3. 「出力」タブで下記のように設定します。

  • 出力モード: 詳細
  • 出力をリスケールする: オン 「1920×1080」 ※お好みで
  • ビットレート: 2500 Kbps ※1000~3000Kbpsの範囲でお好みで
  • キーフレーム間隔: 1 ※必須
  • プリセット: veryfast ※スペックと相談してください

4. 「音声」で下記のように設定します。

  • マイク音声: 既定
  • マイク音声2: BlackHole 16ch

5. 設定画面を閉じてOBSのメイン画面に戻ります。音声ミキサーの「マイク」がマイク入力、「マイク2」がMacで再生されるゲームなどのサウンド入力になりますので覚えておいてください。

「OBS Studio」で撮影対象を設定する

1. ブラウザやゲームなどを配信に映したい場合は、「ソース」の「+」ボタンから「ウィンドウキャプチャ」を追加します。

2. そのまま「OK」ボタンを押します。

3. 「空の名前でウィンドウを表示」をオンにして一覧から映したいブラウザなどを選択します。

Macのバージョンによっては、セキュリティ機能によってOBSからウィンドウを取り込めない場合があります。
下記の手順で許可設定してください。
  • 一旦OBSを終了します。
  • Macの「設定」→「セキュリティとプライバシー」を開きます。
  • 「プライバシー」タブに切り替えてリストから「画面収録」を選択します。
  • 「OBS.app」のチェックをオンにして設定画面を閉じます。
  • OBSを再度開き、正しく取り込めていることを確認します。

4. 取り込みが正しく行われていれば、OBSにプレビューが表示されます。

「OBS Studio」のプッシュ接続先の設定(初回のみ)

1. kukuluLIVE側で放送枠を取得します。

「プッシュ接続先サーバ」と「ストリーム名」はあなたに固有のもので、放送枠を取得しなおしても変わりません。他の人に知られないようにしてください。

2. OBS Studioの「設定」を開き「配信」タブで下記のように設定し、設定画面を閉じます。

  • サービス: カスタム
  • サーバー: kukuluLIVEの「プッシュ接続先サーバ」
  • ストリームキー: kukuluLIVEの「ストリーム名」

上記のプッシュ接続先設定は初回のみ必要で、次回以降は不要です。放送枠を取得してOBSから「配信開始」すればすぐにプッシュ接続できます。

「OBS Studio」からプッシュ接続する

1. 「配信開始」をクリックします。

2. 放送枠管理ページやコメント欄に接続したことが表示されます。

3. 放送開始ボタンを押すとkukuluLIVEのトップページに配信が表示され、視聴者が見れる状態になります。

コメントの読み上げ機能

Mac環境ではkukuluLIVE Coffretなどの専用ソフトは利用できませんが、ソフト無しでもコメントの読み上げが可能です。

1.放送枠取得ページから「コメントの別窓表示」をクリックしてコメント欄を開きます。

2. 右上のメニューから「設定」を開きます。

3. 「読み上げ」から読み上げをオフにしたり、音量を調節したり、読むスピードを変更できます。


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