kukuluLIVE Coffret †
ダウンロード †
コメント欄の機能を拡張したり配信を支援するソフトウェアです。
画面上にテロップを表示したり、コメント欄の表示を切り替えたり、SofTalkによる読み上げ、ポップアップ表示などが行えます。
更に外部転送機能を備えているため、コメントをサイトや別のツールに転送できます。
オートアップデート機能がついているので、起動時に自動的に最新版に更新します。
なにができるの?どうやるの? †
OBS Studioの起動 †
既に取得している放送枠のプッシュ接続先やキーフレーム設定などを自動で行ったうえでOBS Studioを起動してくれる機能です。
Coffretの「ツール」>「OBS Studio の起動」から起動できます。
kukuluLIVE かんたんセットアップ(後方互換) †
この機能は過去の互換性のために残されているもので、通常は使用しません。
Coffretの「ツール」>「kukuluLIVE かんたんセットアップ の起動」から起動できます。
SofTalk/棒読みちゃん コメント読み上げ機能 †
新着コメントをSofTalkや棒読みちゃんによって読み上げます。
使用するには、Coffretの「コメント」>「コメントの読み上げ」>「有効にする」を オン にします。
- 読み上げるコメントの種類(一般コメ, 配信者コメ, 全体告知)を指定するには、Coffretの「コメント」>「コメントの処理設定」から指定します。
- 音量や読み上げスピードは、Coffretの「コメント」>「コメントの読み上げ」>「読み上げの設定」を開くと設定できます。
「コメント」>「コメントの読み上げ」>「台詞の設定」で読み上げ文面をカスタマイズできます。下記の変数(タグ)が使用できます。
- 変数 <COMMENT> はコメント本文に置き換えられます。
- 変数 <NUMBER> は「コメントの先頭に番号を表示」有効時にコメント番号に置き換えられます。
- 変数 <USERNAME> はコテハンの名前に置き換えられます。
- 変数 <TIME> はHH:MM形式の時刻に置き換えられます。
- 変数 <URL> はコメント内に含まれるURLに置き換えられます。
- 変数 <TYPE> はコメントの種類に置き換えられます。
コメントのポップアップ機能 †
新着コメントをタスクトレイのポップアップでお知らせします。
使用するには、「コメント」>「コメントのポップアップ表示」を オン にします。
- ポップアップするコメントの種類(一般コメ, 配信者コメ, 全体告知)を指定するには、Coffretの「コメント」>「コメントの処理設定」から指定します。
コメントの外部転送機能 †
外部ツールやサイトに向けてコメント内容を転送する開発者向けの機能です。
使用するには、Coffretの「コメント」>「コメントの外部転送」>「有効にする」を オン にします。
転送に関する設定は、Coffretの「コメント」>「コメントの外部転送」>「転送の設定」を開くと設定できます。
- 詳しい使用方法については 外部転送機能について (上級者向け) をご覧下さい。
- 転送するコメントの種類(一般コメ, 配信者コメ, 全体告知)を指定するには、Coffretの「コメント」>「コメントの処理設定」から指定します。
コメントサウンドエフェクト機能 †
コメント内に指定した文字列が含まれる場合に、あらかじめ設定したサウンドを鳴らすことができる機能です。
効果音パネル機能 †
あらかじめ登録した効果音 (mp3, wav, wma) を簡単に呼び出すことができるツールです。
使用するには、Coffretの「ツール」>「効果音パネルの起動」を開きます。
かんたんマイクミュート機能 †
キーボードのキー1つでミュート/アンミュートできるツールです。
使用するには、Coffretの「ツール」>「かんたんマイクミュートの起動」を開きます。
コメント欄表示拡大機能 †
コメント欄を 100% (原寸大) から 200% (縦横2倍) まで10%刻みの大きさに調節して表示できます。
コメントが大きな文字で表示されるようになるため、非常に読みやすくなります。
Coffretの「表示」>「コメント欄の表示を拡大」から指定の大きさを選択します。
コメント欄最前面表示 †
Coffretを他のウィンドウより常に前に表示します。
使用するには、Coffretの「表示」>「ウィンドウを常に最前面に表示」を オン にします。
コメントビューア機能(ゲスト向け) †
放送枠を取得していない状態でCoffretを起動し、Coffretの「ツール」>「放送URLからCoffretを開く(ゲストモード)」を開きます。
ゲストとして参加している放送のURLを入力することで、その放送をCoffretで開くことができ、読み上げなどを利用できます。
kukuluLIVE Overlay 自動設定機能 †
「kukuluLIVE Overlay」は、OBSの最上位ソースにkukuluLIVE独自のオーバーレイを自動追加してくれる機能です。
オーバーレイが設定されていると、MagicalGiftが届いた際の表示や、コメント欄、投票・抽選機能を放送画面に自動で表示できます。
使用するには、Coffretの「ツール」>「OBS に kukuluLIVE Overlay を追加」を開きます。
FaceRig over Network †
「FaceRig over Network」は、自分のFacerig/Animaze映像をコラボ相手に送信し、相手のOBSにリアルタイムに映すことができる機能です。
放送枠は取得していなくても使用できます。
送信するには、Coffretの「ツール」>「FaceRig over Network」>「自分のFacerig/Animaze映像をコラボ相手に送信する」を開きます。
受信するには、Coffretの「ツール」>「FaceRig over Network」>「コラボ相手のFacerig/AnimazeをOBSに表示する」を開きます。
送信者から教えてもらったURLを入力することで、OBSにソースとして追加できます。一度追加しておけば以降は自動で表示できます。
VirtualCam over Network †
「VirtualCam over Network」は、自分のOBS/XSplit映像(ゲームキャプチャ映像など)を配信を使用せずコラボ相手に送信し、相手のOBSにリアルタイムに映すことができる機能です。
放送枠は取得していなくても使用できます。
送信するには、Coffretの「ツール」>「VirtualCam over Network」>「自分のOBS/XSplit映像をコラボ相手に送信する」を開きます。
受信するには、Coffretの「ツール」>「VirtualCam over Network」>「コラボ相手の映像をOBSに表示する」を開きます。
送信者から教えてもらったURLを入力することで、OBSにソースとして追加できます。一度追加しておけば以降は自動で表示できます。
MagicalBenchmark †
「MagicalBenchmark」は、配信者のPCスペックを測定したり視聴者に公開できる機能です。
Coffretの「ツール」>「MagicalBenchmark」から起動できます。
外部転送機能について (上級者向け) †
外部転送機能は、コメント本文を別のローカルプログラムまたはウェブアプリケーションに渡すことができる機能です。
この機能により、コメントをグラフィカルに表示させたり、SofTalk以外の合成音声ツールに発声させたり、掲示板に投稿したりできるようになります。
ローカルプログラム呼び出し †
外部転送の方法 を ローカルプログラム呼び出し にしている場合は 参照 ボタンから実行先のプログラムを選択し 引数 に引数を入力します。
設定例:
プログラムパス 「C:\test.exe」
引数 「/text:<COMMENT>」
設定例でコメント「テスト」が投稿された場合の実行例:
C:\test.exe /text:テスト
この機能によって、引数で実行するプログラムにコメント本文を渡して処理させることができます。
SofTalk以外の合成音声ツールなども、引数によって制御できるものであれば使用できます。
HTTP/S (POST/GET) †
外部転送の方法 を HTTP/S (POST/GET) にしている場合は、URL に指定したURLにPOST/GETメソッドでアクセスします。
変数のコメント本文は エンコード で指定したエンコードに変換され、更にURLエンコードされます。
POSTする値は パラメーター に「key1=value1&key2=value2&key3=value3」形式で入力してください。
設定例:
URL 「http://xxxxx.xxxx/bbs_post.php」
パラメーター 「action=bbsPost&data=<COMMENT>&id=hello&password=1234」
変数の置き換え †
プログラムパス/URLおよび引数/パラメーターに「変数」(タグ)を記述すると、コメントの内容によって自動的に置き換えられて実行されます。
- 変数 <COMMENT> はコメント本文に置き換えられます。
- 読み上げ対策のために、コメント本文にURLがあった場合は「 アドレス 」に置き換えられます。URLを取得したい場合は下記の「<URL>」を利用してください。
- 接頭のコメント番号(000: ~)は取り除かれます。コメント番号を取得したい場合は下記の「<NUMBER>」を利用してください。。
- 変数 <COMMENT_B64UTF8> はコメント本文をUTF8でBase64エンコードした文字列に置き換えられます。
- 変数 <TIME> はコメント投稿時間に置き換えられます。(HH:MM形式)
- 変数 <TYPE> はコメントの発言者種別に置き換えられます。
- 放送者のコメントは master
- 一般のコメントは (何もなし) または マーカー有りの場合は #xxxxxx(マーカーの色コード)
- システムメッセージや管理者からのメッセージは admin
- 変数 <URL> はオートリンクやニコニコ動画URL補間機能によってコメントのリンク先として提供されるURLに置き換えられます。
- 変数 <NUMBER> は「コメントの先頭に番号を表示」有効時にコメント番号に置き換えられます。
- 変数 <USERNAME> はコテハンの名前に置き換えられます。
- 変数 <USERNAME_B64UTF8> は、<COMMENT_B64UTF8>と同様にコテハンの名前をUTF8でBase64エンコードした文字列に置き換えられます。
付録: HTML5コメントジェネレーターでkukuluLIVEのコメントを表示させたい場合 †
Coffretの外部転送機能経由で使用できる、HTML5コメントジェネレーター用のkukuluLIVE純正コネクターをご用意しております。
既にOBSにHTML5コメントジェネレーターを設定している場合は、下記の設定のみでkukuluLIVEと連携できます。
1. こちらから「HTML5コメントジェネレーター用のkukuluLIVE純正コネクター」をダウンロードしてください。
現在の最新バージョン v1.0.0.1 (2018/08/09)
2. zipを解凍し、「coffretsenderplugin.exe」を「HTML5コメントジェネレーター」と同じ場所に移動します。
3. Coffretの「コメント」>「コメントの外部転送」>「有効にする」を オン にします。
4. Coffretの「コメント」>「コメントの外部転送」>「転送の設定」を開きます。
5. 「新規追加」>「外部転送の方法」で「ローカルプログラム呼び出し」を選択します。
6. 「プログラムパス/URL」にHTML5コメントジェネレーターの場所に移動した「coffretsenderplugin.exe」の場所を指定します。
7. 「引数」に下記文字列をコピーペーストします。
<COMMENT_B64UTF8>@@<NUMBER>@@<USERNAME_B64UTF8>
8. 以上が適切に実行されていれば、新着コメントをHTML5コメントジェネレーターに転送します。
付録: VOICEROIDを利用して読み上げをさせたい場合 †
SofTalkのかわりにVOICEROIDを利用したい場合は「民安★TALK」を利用してください。
1. こちらのサイトさんから「民安★TALK」をダウンロードしてください。
2. 「vrx.exe」を起動してVOICEROIDのインストール位置を指定してください。
3. Coffretの「コメント」>「コメントの読み上げ」>「有効にする」を オフ にします。
4. Coffretの「コメント」>「コメントの外部転送」>「有効にする」を オン にします。
5. Coffretの「コメント」>「コメントの外部転送」>「転送の設定」を開きます。
6. 「新規追加」>「外部転送の方法」で「ローカルプログラム呼び出し」を選択します。
7. 「プログラムパス」に「民安★TALK」の「vrx.exe」の場所を指定します。
8. 「引数」に下記文字列をコピーペーストします。
<COMMENT>
9. VOICEROIDを起動した状態でコメントがあると読み上げが実行されます。
付録: 自前の棒読みちゃんを使用して読み上げをさせたい場合 †
内蔵の棒読みちゃんを使用せずご自身で導入された棒読みちゃんを使用したい場合は下記の方法で設定してください。
1. Coffretの「コメント」>「コメントの読み上げ」>「有効にする」を オフ にします。
※この操作を行うと棒読みちゃんが終了しますが、次回以降はCoffretによる棒読みちゃんの制御が行われなくなります。
2. Coffretの「コメント」>「コメントの外部転送」>「有効にする」を オン にします。
3. Coffretの「コメント」>「コメントの外部転送」>「転送の設定」を開きます。
4. 「新規追加」>「外部転送の方法」で「ローカルプログラム呼び出し」を選択します。
5. 「プログラムパス」にご自身で導入された棒読みちゃんの「RemoteTalk」フォルダ内の「RemoteTalk.exe」の場所を指定します。
6. 「引数」に下記文字列をコピーペーストします。
/Talk "<COMMENT>"
7. 棒読みちゃんを起動した状態でコメントがあると読み上げが実行されます。